2007 アジリティー・ドッグ 甲子園
 ゲーム&Aクラスアジ練6・2

6月2日(土)/つくば市・くきざきドッグスポーツ広場

 今回行ったゲーム種目の概要です。タイムフォルト(&アウト)は制限時間内に、コース上の障害をいくつクリアできるか競うゲームです。イギリスではイベント会場などで盛んに行われており、一日中入り浸りのハンドラーもいると、何年か前に北海道に招聘されたピーター・ルーヴィスさんは言っていました。が、今年のGWにアニマルファンスィアーズクラブ(AFC)にやってきたジョー・サーモンさんは、競技の参加者が多いので、ゲームをやる時間はない、といっていました。
 ゲームは、通常のアジリティー競技と同様に、指定された番号順にコース上の各障害を通過していきます。バー落下やコースミスした時点で終了となります。1周した場合はそのまま続けて、スタートの障害からもう1度走れます。制限時間内に、障害を一番多くクリアしたペアの勝ちとなります。
 キャロムは、ビリヤードのキャロム「4つ玉」などのルールを参考にしたアジリティー・ゲーム。アメリカではビリヤードのポケットを参考にしたという「スヌーカー」が楽しまれていますが、トライアルをメーンに活動している日本のハンドラーには、なかなか馴染めない感じです。そこで、特にルールを憶えていなくとも、できるように考えたのが、このキャロムです。
 レイアウトされたコースのどこからスタートしても構いませんが、1つめの障害はクリアしても、加点されません。2台目の障害から計算されます。障害1つクリアごとに1点加算となり、ギャンブラーのように障害ごとの点数はありません。バーを落下させた時点でゲーム終了となります。ボーナスポイントとして、タッチ障害をクリアした時は、獲得点数に各10点追加。ウィービングポールや組障害(コンビネーションジャンプ)をクリアした時は、障害通過点数を2倍した値が獲得点です。両方ともクリアした場合は、3倍した値が獲得点です。制限時間になると笛を鳴らし、5秒以内にフィニシュゾーンに戻らないと、加算計算点は消滅し、障害通過点数のみが、獲得点となります。

コース図
タイムフォルトAG タイムフォルトJP
AクラスJP AクラスAG
キャロム/ノービス キャロム/Aクラス
タイムフォルト/ノービス ノービス


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