1.スタート
犬1頭とハンドラー1名がチームになり、2チーム30分で競技を行います。ゴールまで約3.5kmあるコース内のブッシュ(茂み)には、あらかじめ放鳥委員がゲーム(ボブホワイトといううずら種の鳥)を放鳥しています。
ハンドラーの後ろには、ジャッジカー(審判が乗る車)・ギャラリーカー(観覧者が乗る車)がついて行きます。
2.競技犬がゲームを探しながら疾走
競技犬はゲームの臭いを探しながら全力で走ります。遠くを走る犬にハンドラーは、声や笛で指示を送ります。「ここにゲームがいる」と臭いを感じた犬は「ポイント」という姿勢で止まります。ハイヘッド・ハイテール(頭を上げて、尻尾を垂直に立てる)を維持して、ハンドラーがゲームを飛び立たせるまで辛抱強く待ちます。
3.ポイント〜4.ハンドラーがゲームをブッシュから出す
ハンドラーは「ポイント」を宣言し、ジャッジ立会いのもと、ゲームをブッシュから出します。ゲームが飛び立ったらハンドガン(空砲)を鳴らします。この間も犬はポイント姿勢を維持しなければなりません。
5.その場から再スタート
ゲームを確認後、ハンドラーの指示でその場から再スタートします(2に戻ります)。犬がポイントしたにも関わらず、ゲームが出ない場合でも減点にはなりませんが、ジャッジの印象は悪くなります。
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