フライジリティー その2 | ||
基本的にはフライボールとアジリティが一緒になったものですが、フライボールのようにまっすぐなコースをいって戻ってくるだけでなく、30メートルの間にアジリティーの障害(タッチ障害を含むこともある)を置き、さらに角度をつけています。 犬はひとりでそのコースに置かれた障害をクリアし、フライボールマシーンをヒット。ボールをくわえ、また同じコースを戻ってくるクラスやハンドラーがアジリティーと同様に一緒に走っていけるクラスが考えられます。遠隔によるコースでは、スピードよりも正確さが問題となり、フライボールやアジリティーとは、また違った面白さがあります。 ■簡単なルール ●スタートから一本目のハードルとフライボールボックス直前のハードルは、フライボール用のハードルを用いなくてはなりません。 ●他の障害物はスラローム(6本のみ)、アジリティ用ハードル、トンネル、ロングジャンプ、Aフレームなどで構成されます。 ●ハードルを落としたり、コンタクトゾーンを踏まなかった場合は、5ポイント加算されます。ボールをくわえてこなかった場合はもう一度走ることになります。 ■クラス ●ノービスクラス コースはアジリティー用ハードルのみで構成され、ハンドラーは犬と一緒にアジリティーと同じように走ることができます。このレベルのクラスでは、リード付で参加するクラスも可能です。 ●オープンクラス コースはスラローム(6本のみ)、アジリティ用ハードル、トンネル、ロングジャンプ、Aフレームなどで構成されます。ハンドラーは犬と一緒にアジリティーと同じように走ることができます。 ●エキスパートクラス ハンドラーはスタート、フィニッシュラインのところで犬を送り出し、遠隔により犬に指示を出します。ハンドラーは犬が戻ってくるまでスタート、フィニッシュラインを越えられませんが、クラスによっては遠隔操作のために中間ラインの設定も可能です。 コンペティションの形態は、個人競技に限らず頭数が多いのなら、3人と3頭のチームをデュアルレースで競いあわせ、3ラウンドのうち2ラウンド勝ったチームが、次のチームと戦うトーナメント形式なども面白いでしょう。NZFDAには、1頭の犬と1ハンドラーの個人競技、2頭と2ハンドラーのペアーズ、3頭と3ハンドラーのスリーサム、4頭と4ハンドラーのフォーサムなどのチーム競技があるようです。 ●写真とコース図は、2008年2月17日にFBドッグラバーズが、くきざきドッグスポーツ広場で開催した練習会&ワークショップの時のものです。 |
フライジリティーコース図 | ||
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